2B-4 あえて相手の車の後ろに下がる 駆け引きの第二段階 前回の記事"2B-3"では、オーバーテイクする場所の模索について説明してきました。そこが理解できた後に考える駆け引きとして、あえて相手の車の後ろにつくというものがあります。ここで前回の最後に書いたことの答え合わせになります。それがこちらです。Q. オーバーテイクするべき場所で必ずあなたは後ろにいますか?A. 後ろを取れるように、予め相手の車の後ろにつきますQ&Aとしては少し間違っているような気がしなくもないですが、これが駆け引きする考えでの答えです。では具体的にどこで前のポジションを譲ればいいのでしょうか? 譲るポイント 大きく上げると2か所に分かれていて、ストレートで相手のブーストによってわざと抜かれる(ブロックしない)コーナーで少し早め or 長めにブレーキを踏んで、相手を前に出すになります。ここからはそれぞれの方法のメリットとデメリットについて解説していきます。 - ストレートの場合 -譲り方としてはこちらの方が安全です。自分側では特に何もせずとも、長いストレートであれば勝手に相手が距離を詰めてくるため、特別な操作をする必要がありません。よって、メリット自分側で特別な操作がいらない為、安全に譲ることができる抜かれても、対して差がつかない(5-10m)デメリット相手も後ろにいたい場合、うまく譲ることができない相手側が何もしなくてもオーバーテイクできる事に疑問を持ち、対処の余地を与えてしまう- コーナーの場合 -上級プレイヤーになると、こちらの方法を多用する必要が出てきます。ただし、いつもよりブレーキングのタイミングや長さをずらすため、ミスする余地が多くなってしまいます。よって、メリット相手側が意図的に譲られたと気づきにくいタイミングによっては相手の操作と視界を遮り、ミスを誘えるデメリットブレーキ操作をいつもと少し変える為、ミスを誘発しやすくなるそれによって相手車との距離が大きく離れたり、技が決まらなかったりする となります。どちらも使えるとよいですが、コースによってどちらで譲った方が楽かなども変化するので、やり込みつつ学んでいきましょう! FacebookXHatenaPocketCopy